通信室

アルコール依存症からの回復 Dさん第5話

2022.12.28

<私は、こうしてアルコール依存症から回復した>

 

ケース④女性 Dさん

 

第5話~横尾病院の最後の入院~

退院して8カ月くらいは飲まずに生活でき仕事もできていた。雇っていたアルバイトの人が辞める事になり、そこから急に忙しくなった。その頃からお酒のことがよく頭に思い浮かぶようになった。2週間くらい飲酒欲求が続いていたと思う。何か嫌な事があったわけではないが、仕事から帰って、家族が飲むために冷やしていた缶ビールを1本飲んでしまった。前は夜にのんでも次の日に我慢できることがあったが、飲んだ次の日から1週間くらい毎朝飲むようになった。

半年以上全く飲まずにやれていて、家族との関係もよくなったし、飲んだら止まらなくなって入院になってしまうのは分かっていたのに、ビールに手を出してしまい、結局入院になった。後悔したし、自分が嫌になってしまった。その後退院したが、通院と病院のミーティングとAAに出てまた頑張ろうと思った。

 

[ARPスタッフのコメント]

退院後、すぐに仕事に戻り生活をされていました。忙しいなか、通院とAAにも積極的に参加していました。飲まない生活を維持されて居ましたが、残念ながらスリップ、再入院という結果になっておられました。入院直後のミーティングでは再飲酒に至った経緯や、家族への想いなどを正直に語りながら、前向きに立て直したい気持ちも示しておられました。失敗を隠さず、正直に向き合えたことがその後の回復につながったのだと思います。