入院診療

入院診療の特色

当院は、機能の異なる4つの病棟計240床の病床があります。治療に当たっては、医師をはじめ、看護師、薬剤師、作業療法士、精神保健福祉士、管理栄養士、公認心理師など多職種によるチーム医療を大切にしております。患者様を中心に各々の専門性を発揮し、精神医学的な問題だけでなく身体的・心理的・社会的視点を重視した幅の広い全体的なケアを心がけています。

関係図

各病棟の特徴について

2A病棟
(精神一般病棟)
60床
精神症状に対する治療はもとより、身体面における治療や看護、介護を必要とする患者様を対象とした閉鎖病棟です
患者様やご家族に寄り添い、安全で思いやりのある看護を提供できるよう努めています
2B病棟
(精神療養病棟)
60床
主として継続的な治療・療養を必要とする患者様が入院される開放病棟です。
急性期の精神症状は段階的に治まっているものの継続した治療や療養が必要な方々に対し症状の安定とともに地域社会での生活を取り戻していくための援助を行っています。
コミュニケーションを大切にし、社会復帰も見据えたこの時期だからこそ生じる思いや耳を傾けていけるよう努めています。
3A病棟
(認知症疾患治療病棟)
60床
認知症疾患治療病棟では、認知症とそれに伴う症状(不眠・徘徊・暴言・不潔行為など)によりご自宅や施設での生活が困難になっている方に対し、精神療法や服薬治療、生活機能回復訓練などを行い、行動や睡眠の改善、ADLの低下予防・改善を図ります。
また作業療法やレクレーションなど、患者様が心の安定や笑顔を取り戻し、スムーズに地域生活へ戻っていけるようリハビリテーションにも力を入れています。
3B病棟
(精神一般病棟)
60床
精神症状の強い患者様を対象とした、保護室や指定病床 又、アルコール依存症治療の方の病室もあり、多岐にわたる疾患を対象とした病棟となっています。
ストレスケア病室も併設され、閉鎖という制限がある中で、患者様が速やかな精神症状の安定を図っていくための環境を提供でき、寄り添った看護実践ができるよう心がけています。
作業療法においては、症状・状態に応じた活動環境や活動内容の工夫を行っています。

各職種の役割・業務について

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