アルコール依存症からの回復 Eさん最終話
2023.12.15
<私は、こうしてアルコール依存症から回復した>
ケース⑤女性 Eさん
最終話~同じ病気の仲間へのメッセージ~
最後の退院から14年。主人が飲むので家にお酒も置いてあるが、意識していない。何か大きなこととか、特別なことをしようというのはない。これからも飲まずにやっていくのが一番大事。必要としてもらえているうちは仕事を頑張って、友達の家に遊びに行ったり、友達と温泉旅行をしたりしながら楽しんで生きて行こうと思う。
アルコール依存症は大変な病気だと思う。イライラしないで自分の状況をしっかり見つめて早めに気づいて欲しい。病院に行って治療を受けて、ミーティングに出て正直な言葉を話して、逆に正直な言葉をもらえば誰でも酒は必ずやめていけると思う。みんなで頑張りましょう!!
[ARPスタッフのコメント]
Eさんは当院のミーティング参加メンバーで一番長く飲まない生き方を実践されている方です。Eさんの体験や考えをお聴きするなかで、「飲まない事」は目標ではなく、「活躍する」「楽しむ」「生きるための手段」であることを深く認識させていただいています。今後も当院のメンバーと分かち合い助けになって頂ければと思います。今回の投稿を快諾頂き、また、たくさんインタビューの時間を取って頂きありがとうございました。