通信室

Cさんの素晴らしい回復の世界

2022.10.05

アルコール依存症は、回復できる問題行動であること、

必ず、飲酒の問題は解決できると確信させられた方でありました。

 

Cさんは、繰り返し、繰り返し飲酒の問題に悩まされ続け、「自分の飲酒の問題は治らない」と諦めておられたようです。ところが、一転して、酒の問題に前向きに変わり「酒を飲むのは、もうやめよう」と決心し、確実に飲まない生活を実行されて行かれました。これを続けるために、共同住居での生活、デイケア参加、作業所への参加など、今までのように一人で閉じこもった生活を一変させ、いろいろな人たちと一緒に活動する生活に切り替えられました。加えて、アルコールの自助グループ活動にほぼ毎日参加せれていかれました。この生活の変化は、素晴らしい変化であると評価できるものです。このようにして、自分自身に自信をつけられて行かれたようです。

この飲まない生活が、さらなる新しい変化が待っていました。素晴らしいドラマになっていきました。

 

文章の中には書かれていませんが、ある日、Cさんが、「おやじ、おふくろに、合ってきました。」と話され、今まで全く疎遠にされておられた両親との再会できたことを話してもらいました。その後も、時々行き来されておられる様子を話してもらっています。かかわりを断っておられた家族との出会い始まりましたが、飲まない生活がもたらした結果であることは間違いありません。これまで縁が切れていた家族との出会い、つながりが始まったわけです。飲んでいたころは、到底考えられなかった出来事で、実に素晴らしい展開でした。

これは、特別な誰にもできない行動でなく、誰にでもできる毎日の行いから生まれた結果です。飲まない行動を続ける。ただ、この変化だけがもたらした結果です。

この行動が、一言では言い尽くさない展開、結果として「素晴らしい未来」が待っていることを証明してくれた“Cさんの行動”でした。

Cさんの行動は、全ての依存症の方々に当てはまる行動です。依存の行動をあきらめ、行動を止めることを、来る日も来る日も実行していくことで、今まで信じられない展開、夢のような素晴らしい未来が待っているわけです。

 

Cさんは、今まで自分の人生が、このようには変わったことになろうとは予想もされていなかったようです。ここに書かれた内容は、長い文章ではありませんが、これまで決して会えないと考えておられた両親との再会、ご家族との関係の復活が現実のものとなったわけです。

決してあきらめず、後戻りせず、「飲まない生活」を続けた結果です。

依存症で悩んでおられる方にとって、ご自分を信じること、そして、常に、飲まないための考えを心から離さず、飲まないための行動を続けることです。

 

この“飲まない習慣”を実行する行動の積み重ねが成功への鍵です。

飲まない日常が過ごせるようになると、次に、これまで考えても見なかった光景が広がっていきます。

全く信じられない未来が現れてきます。新たな日常が次々と起こってきます。

生き生きとした生活が過ごせるようになるはずです。